生産性の高い高品質な工場づくりに成功しました
株式会社稲川様
工場建設を計画された理由を教えて下さい
弊社は自動車部品をはじめとした金属プレス加工を手掛けています。以前の工場では周辺環境との兼ね合い2直生産が出来ない(夜間の工場稼働が出来ない)環境でしたし、工場スペースも手狭でした。今後、業績をさらに拡大していきたいと考えているため、新しい工場を建設する事になりました。
工場建設をするにあたって特にこだわった点と、その理由を教えてください
<稲川代表>
やはり、生産性の高さですね。私たちが目指すのは更なる業績拡大ですので、根幹となる工場ではやはりそれを一番重要視していました。
<武井@アークプランニング設計事務所>
株式会社稲川様の場合は、物流資材受け入れから完成までを一方向に流れるように配置することで工場内の作業効率を高めました。工場については、今まで多く設計してきたので生産性の高い工場の事例が数多く頭に入っています。製造品によってどんな動線設計、レイアウトにするべきかは全く違ってきます。施主様が求める機能に対して、建物としてどういったアプローチが必要になるかにといったコンサルティングも設計と同時にさせていただきました。
<稲川代表>
そうですね。沢山アドバイスいただき、納得できる工場づくりができたと思います。あとは、生産する商品の特性上、製造過程で音漏れや振動が多く発生するのが懸念でした。その点もアドバイスいただき、今では問題なく稼働することができていてありがたいです。
<武井@アークプランニング設計事務所>
音漏れや振動に関するご相談はよくいただきます。これもエリア分けを徹底し、それぞれの製造工程によって発生するトラブル(音漏れ、振動、煙など)に応じた対策を講じます。あまりやりすぎると、作業効率が悪くなったりすることもあるので、そこは今までの経験・知識に基づきながら見極めが重要になりますね。
あと今回の工場建設で重要だったのは、暑さへの対策ですね。群馬県では夏場になると気温が高くなりますし、工場内は機械稼働の関係でさらに気温が高くなるため、対策が必要になります。ランニングコストを考慮しながら、低コストで工場内環境が改善できるような提案をいくつかさせていただきました。
<稲川代表>
社員の健康や安全のためにも、労働環境や作業環境の改善は必須になります。断熱性能のある屋根、大型ファン、エアコン台数などなど、どの程度配置するのかも適正値は判断しにくい部分だったので、色々とご提案いただいてありがたかったです。
今回の工場建設をしたことで、良かったこと・得られた効果などを教えて下さい。
生産性が明らかにあがったことですね。今まではプレス工場と溶接工場が別の建物だったりしたことで作業に無駄があったのですが、物流資材受け入れから完成までを一方向に配置したことで、明らかに作業効率が改善しています。また、騒音振動対策をはじめ工場環境を改善したことで、2直生産が可能になりより効率的に設備を可動させる事が出来ています。また、新しく綺麗な工場にした事で以前よりも採用がしやすくなったことで、人手不足に対する不安も軽くなりました。
弊社を選んでいただいた理由を教えて下さい。
新しい工場を建てるにあたり、知り合いに相談したところアークプランニング設計事務所さんを紹介してもらいました。実績もあり信頼できる会社だからと聞いていましたし、実際にアークプランニング設計事務所さんで設計した建物を見たので安心してお任せ出来ました。実際ご依頼していみると、すごくよくこちらの要望をヒアリングしてくださいますし、自分たちが建物に想定していたもの以上の提案をしてくれました。しかも予算的にも問題なく進めることができたので、満足感のある工場となりました